投資と日本史
ある人は「投資の歴史は、リスクや期待の歴史である。」と表現しています。
日本の投資事業の歴史にはどのようなものがあるでしょうか?
日本史では、江戸幕府の重臣田沼意次が新田開発投資を行い生産力を増大させました。当時、田沼意次は年貢収入を困窮している農民からこれ以上とることは無理だと判断しました。ですから、田沼時代に年貢率は上げていません。ではどこに税金の増収を求めたでしょうか?増収の期待は新田開発に向けられました。その中には、印旛沼、手賀沼の干拓などが挙げられます。もっとスケールの大きかったのが、蝦夷地の開発でした。試算では蝦夷地を開発することで、600万石の田畑が得られることになりました。それまで、幕府の領地は400万石ですから、その1.5倍の収入が新たに得られ、財政難など一気に解決する計画でした。
このように、日本でも江戸時代にはすでに、投資事業が行われていました。